■ 氏名
辻村幸宏(つじむら ゆきひろ)
■ 所属
大阪弁護士会(登録番号 29490)
■ 経歴
1976年(昭和51年) 鳥取県生まれ
1992年(平成4年) 大阪府立千里高等学校入学(26期生)
1996年(平成8年) 京都大学法学部入学
伝統ある京都大学法律相談部に所属し、学生時代に100件超の無料法律相談を行いました。
2000年(平成12年) 司法試験合格
2001年(平成13年) 最高裁判所司法研修所入所(第55期)
香川県高松市で1年間の実務修習を受けました。よい裁判官、よい検察官、よい弁護士との出会いに恵まれた1年でした。
2002年(平成14年) 司法修習修了・弁護士登録(小寺一矢法律事務所入所)
小寺一矢法律事務所は、私が弁護士としても人間としても最も尊敬する弁護士の亡小寺一矢先生が所長を務めておられた、とてもよい事務所です。ご縁で入所させていただき、私はここでたくさんの事件を通じて弁護士としての基礎を学びました。独立後も交流をさせていただきお世話になっております。
2009年(平成21年) 第7期民事調停官に任官
平成21年10月から平成25年9月までの4年間、週1回、大阪地方裁判所第10民事部(建築と調停を行う部です。)で調停主任として執務し、請負(主に出来高や追加工事の請求)、建築瑕疵、賃料増減額、建物明渡、などの調停を担当しました。たくさんの事件を経験でき、また、裁判官と事件について議論をさせていただいたり、建築士、不動産鑑定士などの各種専門家の先生方と一緒にお仕事ができ、得難い経験をさせて頂きました。双方の言い分を聴いてwin-winの解決を提供することのすばらしさを体感でき、この経験は、弁護士としての仕事の仕方にも大きな影響を与えています。
2010年(平成22年) (一財)生涯学習開発財団認定コーチ取得(認定番号3186)
部下育成のマネジメントやクライアントの目的達成を支援する「コーチング」に興味を持ち、1年半かけてコーチ21(現コーチエィ)の提供するCTPを受け、認定コーチの資格を取得しました。依頼者の実現したいことを会話の中で具体化することに役立っています。
2013年(平成25年) 辻村幸宏法律事務所開設、株式会社マンダム社外監査役就任、民事調停官任期満了退官
2016年(平成28年) (一財)日本ファミリートラスト財団 評議員(現任)
2018年(平成30年) (一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ取得(認定番号554)
2019年(平成31年・令和元年) (公財)民間総合調停センター・和解あっせん人登録
2020年(令和2年) 日本司法支援センター大阪地方事務所(法テラス大阪)副所長就任(現任)
2021年(令和3年) 株式会社マンダム社外監査役退任
2022年(令和4年) 池田市教育委員就任(現任)
2023年(令和5年) (一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ取得(認定番号461)
■ 趣味
音楽鑑賞(70年代日本のフォーク、ブルース、ジャズなど。ザ・フォーククルセイダーズ、高田渡さん、あがた森魚さん、はちみつぱい、細野晴臣さん、大瀧詠一さんあたりが特に好きです。最近ですと、バンバンバザール、ブルームーンカルテット、SAKEROCK、星野源をよく聴いてます。)、キャンプ、読書、文房具、寺社、妖怪、ものづくりや職人の現場、鳥取砂丘、ウクレレ初心者
■ 弁護士会での会務
高齢者障がい者支援、広報、業務改革、財務、職員人事、司法修習、民事訴訟の改善に取り組む委員会など、自分の興味や先輩方のお誘いに従って参加しています。
弁護士会の委員会の仕事で、高齢者虐待防止アドバイザーとして、府内で開催される地域ケア会議に派遣され、会議では法律家としての意見を述べる仕事もしています。
弁護士会の委員会の仕事で、平成25年10月8日開催の第18回日弁連弁護士業務改革シンポジウム第4分科会「弁護士紹介制度の現在と未来を考える」の総合司会とパネルディカッションのファシリテーターを務めさせていただきました。
弁護士会の委員会の仕事で、平成30年2月19日開催の改正民事訴訟法施行20周年記念シンポジウムの企画委員を務めました(判例タイムズ 1447号 6月号に掲載されています)。
■ 書籍
介護事故マニュアル(大阪弁護士会高齢者障害者総合支援センター)…介護事故判例の整理を担当しました。
終活契約の実務と書式(特定非営利活動法人 遺言・相続・財産管理支援センター)…任意後見契約の章を担当しました。
■ 弁護士業務外の活動
コーチとして、経営者の方、目標を実現したい方などなど、ご依頼があれば、対面、スカイプ、電話等でのコーチングセッションをお受けしています。
NPO法人遺言相続財産管理支援センターで、企画委員会のメンバーとして、広報や研修を担当しています。